現場見学会

道路や上下水道などの社会インフラの整備、砂防ダムや堤防など、土砂災害・水害などを防止するために土木建設が果たす役割・技術を、これからを担う若者たちに現場見学を通して分かりやすく伝えています。
少子高齢化が急速に進み、人材の確保が叫ばれるなか、この業界で働くことの魅力も伝えています。
山腹工事現場の見学とメタルロード工法を紹介
将来、土木技術者を目指す岐阜工業高等専門学校の環境都市工学科の学生を対象に、防災工学の技術や山間部の断崖絶壁に桟道を設置するのに適した「メタルロード工法」の技術を紹介しようと、国土交通省越美砂防事務所のご協力をいただき、現場見学会を開催しました。
今回見学したのは、揖斐川上流の八草川山腹工事現場と、同じく揖斐川上流の大谷川で予定されている砂防堰堤のための道路設置現場の二か所です。
八草山腹現場では、2010年に発生した山崩れの断面を修復する方法について、最新の土木技術を紹介し、大谷川に建設中のメタルロード工法については、急斜面の現場で道路を設置する工法を説明しました。